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思春期の子どもは夜何時間眠ったらよいのか?

睡眠時間が短い中高生は,うつ病になるリスクが高まるとの調査結果を,東京大や高知大の
チームが29日付の国際科学誌(SLEEP)に発表しました。リスクを最小にするには,男子
の場合8時間半以上の睡眠を取ることが望ましいそうです。
(以下,東京大学プレスリリースより抜粋)

◆「うつ・不安」のリスクが最も低い中高生男子は平日8.5時間以上の睡眠をとっていた。
女子ではこれが約1時間短かったが,睡眠時間でもうつや不安の症状を示す生徒が比較的多
かったことから,推奨時間を示すにはさらなる検討が必要。
◆中高生の平均睡眠時間は中学1年生で男子7.9時間,女子7.5時間,高校3年生で男子6.8
時間,女子6.6時間。ほとんどがうつ,不安の症状のリスクが最も小さくなる睡眠時間より
短いことから,研究チームは生活習慣の見直しを示唆している。

*思春期の子どもは夜何時間眠ったらよいのか?~精神保健の観点から~(東京大学プレス
リリース)
http://www.u-tokyo.ac.jp/content/400043770.pdf
*寝不足の中高生,うつ病リスク 東大・高知大チーム調査 男子は8時間半必要(毎日新聞)
http://mainichi.jp/articles/20160730/dde/041/100/022000c

 中高生の心の健康維持のために推奨される睡眠時間が,データをもとに具体的に示された
のは初めてだそうです。8時間半の睡眠をとるとなると,7時に起きる場合は22時30分,6時
の場合21時30分には就寝している計算になります。宿題や習い事など日々の生活を考えると、
8時間半の睡眠はなかなか難しそうです。