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「道徳」評価方法提言についての要点
文部科学省の専門家会議は22日,2018年度以降小中学校で正式な教科となる「道徳」の評価方法を示した提言をまとめました。
以下,7/22付:日本経済新聞電子版
(http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG22H6H_S6A720C1CR8000/),
7/23付:朝日新聞朝刊,7/25付:産経ニュース
(http://www.sankei.com/life/news/160725/lif1607250003-n1.html)より抜粋
*他の児童生徒との比較による相対評価ではなく,いかに成長したかを重視。記述により,良
い点や改善すべき点を指摘して成長を促す「個人内評価」を行う。
*評価結果は,調査書(内申書)には記載せず,入試には使わない。
*【評価のポイントの具体例】
・道徳的価値の対立がある場面で行動を多角的に考えようとしている
・教材の登場人物を自分に置き換え理解しようとしている など
「道徳」は立場による価値観の違いなどを多角的にみる力を養うものですが,授業を行う教
師の側も子どもの声を受け止め,子どもが考える視点を導いていく能力が問われます。
「子どもたちと創る授業」の実践がますます重要となりそうです。
(教師力養成塾事務局 石原)