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第3回「学習する空間づくり」勉強会を実施しました

今回の勉強会では,寺脇研先生との対談の中で永島俊之先生より,小学校でのアクティブ・ラーニング実践について3つの事例をご紹いただきました。

ここでは小4算数の事例を紹介します。児童が文章題の作問を通して,「解ける問題」を作るために必要な条件を探り,さらに役割分担を決めて出版するまで行った活動の紹介がありました。解けない問題には何が足りないかを考える力,問題作りだけでなく,出版するための前書きや目次,奥付の作り方など算数単元だけにとどまらない学習は,きっと児童の学習意欲を引き出す授業であったことは間違いありません。

 「教科書を良質な素材集として捉え,教科書内容をそのまま教えるのではなく,学級や学校の状況に合わせて再構築していく。分析・積み上げ思考型でひとつの正解に収束させる授業ではなく,生活に目を向けて展開・統合型思考で役割分担を決めて広がりを持たせ,その状況の最高解を考えさせる」という指導に基づく具体的な実践は,自ら学び考える力を引き出す授業づくりをしていくため必要なこととして参考になったのではないでしょうか。

 

後半のグループワークでは「学ぶ力を子どもたちから引き出す手立て」について,参加された先生方にお考えいただき,協議した内容を発表していただきました。

 *「身近なこと」を「快く」「自ら学ぶ」環境づくりをする

*己を知り,利他の心を養う

*「楽しくて 役立って つながる」「ピンチ チャレンジ 成長」

*学ぶ子に対する責任 権利を(持たせる)

など様々な考えを手立てとして発表いただきました。

いずれの発表にも共通することは,学ぶ力を引き出し高めるために必要なのは,当事者意識をもってその場で求められる行動やその結果,価値を常に考え続けることではないかと感じました。

「学ぶ力」の本質を突き詰めることを目指した本勉強会では,「新鮮な刺激をいただきました。正解は一つではない可能性に対して,教師としてこわがらなくてもよいことに気づかされました。」「普段,共に学ぶことがない校種,地区,年齢が違う先生方と学ぶことができたのは貴重な体験でした。」など,参加いただいた先生方に児童・生徒を指導する上でのヒントを持ち帰りいただけたようです。

次回勉強会は10月24日(土)を予定しております。引き続き「主体的な学び」について相互に紹介・協議するアクティブな場としていきたいと考えております。ぜひ参加いただき,校種や教科を越えて,学び合い,高め合う機会を提供することを目指してまいります。

第4回「学習する空間づくり」勉強会 詳細

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