事務局Blog
東京都北区立稲付中学校で校内研修を担当しました
7月15日(水)14:30~16:30、東京都北区立稲付中学校で校内研修会を、教師力養成塾チーフインストラクターの牛嶋が担当させていただきました。
研修のテーマ:
児童・生徒の学習意欲を引き出す授業づくり~「伝える」から「伝わる」へ
研修のめあて:
1)「学習のめあてと見通しの立つ授業づくり」の基本を確認する。
2)生徒が安心して授業に臨める空間をつくり、学習意欲を引き出す。
3)生徒に伝わる話術・表現力に必要な要素を身に付ける。
2時間という限られた時間ではありましたが、先生方に主体的にご参加いただき、講義・グループワーク・発表・実践と、密度の濃い研修会となりました。
研修会の中で、牛嶋よりアクティブ・ラーニングのひとつの手法をお伝えし、研修会の中で実践させていただきましたので、共有いたします。
<題>授業改善方法を考える
e-講座の課題映像を視聴し、課題発見と改善のポイントを個人ワーク(Think;書き出し)
ペアワーク(Pair;意見交換)
グループワーク(Share1;共有と整理)
グループの代表者が発表(Share2;全体共有)
「授業開始3分」の実践と相互評価
*実践を通じてのコメント
実践された先生・・・「緊張してしまうと、思わず出てしまうクセがあった。直していきたい」「視線を意識したことがなかったので、良い機会だった」
観察をされた先生・・・「表情など、生徒からは見られていることがわかった」「生徒の身になってみることが改めて重要だと思った」
実践されていた先生はもとより、観察されていた先生もわが身を重ねていただくことで、様々な気付きをみつけられたご様子でした。
研修会後、武田校長先生より研修会の内容について、
「グループワークを教員自身が経験したことで子どもたちの活動に還元できると思います。9月までに、改めて授業開始3分のあり方について、校内でコンセンサスを得たいと思います。子ども一人ひとりと毎時必ず対話をすることの基礎基本が授業開始時の出欠確認(健康観察)にあることを再確認することができました。」
と有難いお言葉をいただきました。
私は先日の研修会に同行させてもらったのですが、武田校長先生の学校への熱い情熱と、先生方の生徒への愛情に触れ、胸がいっぱいになりました。そして、研修会やその後の振り返りで多くのことを学ばせていただきました。
e-講座を通じて、先生方の役に立つ、児童・生徒のためになる講座であるよう、尽力します。
今回、研修会を担当させていただいたご縁に感謝いたします。ありがとうございました。
(教師力養成塾e-講座事務局 川上愛美)
武田校長先生が、早速研修会の様子をアップしてくださいました。よろしければぜひご覧下さい。
http://www2.schoolweb.ne.jp/swas/index.php?id=1320055
(北区立稲付中学校のHPにリンクしています)