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高校に「教員養成コース」設置が増加、現場体験を通し教職のやりがいを学ぶ

6月12日付 日本経済新聞 夕刊によると,将来教師を志す高校生向けに,教員養成の専門コースなどを設ける公立高校が増えているそうです。(千葉女子高校・教員基礎コース(千葉県)、平城高校・教育コース(奈良県)、塔南高校・教育みらい科(京都府)等)小学校で子どもと接したり,大学の先生から教育学を学んだりして早い段階から教育現場の空気に触れ,生徒は教職のやりがいや難しさを学んでいるとのこと。

興味を惹かれて調べてみたところ,以下のような特徴がありそうです。(以下、日本経済新聞 6月12日夕刊より抜粋

 

《設置のねらい》

・学校の個性や特色を出す高校改革の推進

・教員採用数増加による質の低下を避ける

 

《カリキュラムの特徴》

・小学校や学童保育施設での体験学習や特別支援学校でのボランティア等

・大学や教育機関の教職員を招いての特別授業

 

《生徒の声》

・刺激が多く,関心のあることだから集中できる

・高校生の段階からいろいろな経験を積み,教師になりたいという覚悟ができた

・コースを履修したことで進路を考え直す契機になった

 

また,幼児教育に関するコースについても,附属の大学や園を持つ私立高校を中心に設置されていました。こちらは附属の園や小学校での体験学習の他,絵本の読み聞かせやピアノの授業などもあり大学での授業を先取りして行う部分もあるようです。

高校で「教育に関するコース」に在籍した生徒は,高校で3年・大学で4年の計7年を,教師を目指す時間にあてることができ,長い時間をかけて悩みながらも自分でその適正を見極められることは,仕事とのミスマッチを防ぐためにも有効ではないかと思いました。