事務局Blog
家庭学習の効果を高めるために 

あっという間に4月が終わろうとしています。

家庭学習は子どもの学力向上を図るためにはもちろん,生活のリズムを整える上でも有効です。

もうすぐゴールデンウィークです。休みに入る前に課題の取り組み方の指導もしておきたいですね。

今回は家庭学習についてご紹介します。

 

①子どもの生活の把握

家庭学習(宿題)を指示する前段階として,子どもがどのような1週間を過ごしているのか,大よその状況を

個別に把握しておくことが望ましいと思います。

習い事やスポーツ,部活動などに取り組む子は多く,曜日ごとの過ごし方は個々に全く異なるはずです。

家庭学習を継続して取り組むことができるようにするため,日々の生活の中で,何曜日はどの時間帯に勉強を

組み込むことができると効果的なのか,学年や校種に応じて想定しておくことが効果的だと思います。

各クラスの保護者会・懇談会で,どのような1週間を過ごすのがモデルケースとなるか紹介したり,授業開きで

子どもたちに1週間の計画を立てる活動を取り入れ,自分でどのように家庭学習をするか考える機会をつくることも

効果的です。

いずれにしても教師と保護者,教師と児童・生徒で共有を図り,連携とることが成果につながるのは間違いありません。

 

②家庭学習の範囲とやり方の明示

何を意図して家庭学習を課するかによって,その内容や分量は変わると思いますが,必ずやるもの(宿題)と

プラスアルファでやるもの(自主課題)とも,学習する教材や範囲,そしてどのように行うのかという方法も明確に

しておく必要があります。

範囲とやり方を指示しないと,子どもはそれぞれ思い思いの方法で学習します。教材にそのまま書き込んだり,

ノートに答えだけ書いたり,答え合わせをしたり,しなかったり・・・。

せっかく家庭学習をするわけですから,効果的なやり方を指示してあげましょう。

そして必ず指示を出したら,子どもがノートや連絡帳にメモすることを習慣づけましょう。

 

③家庭学習の想定時間と期限の明示

子どもたちそれぞれに学力差があるので一律に指示をすることは難しいのですが,宿題(課題)をどのくらいの

をかけて行えばよいのか,明示するべきだと思います。

小学生の児童が一人で学習する場合,連続して集中して取り組める時間は低学年でせいぜい20分程度,

中高学年でも40分~60分程度でしょう。

それ以上長くなってしまうと、机の前に向かっていても頭は働いていないということが多いはず。

授業中の子どもの様子から家庭学習に掛かる時間を見極め,「どれくらい時間を掛けてどのように行うのか」を

明確にしてあげましょう。

 

目安を設けて,だらだら勉強する,椅子に座っているだけということが無いように・・・。

そして,いつまでに終えるのか,という期限も明確にすることで,子どもが期限から逆算して計画的に学習する

ように促しましょう。

中学生や高校生では,生徒自身の「時間感覚(自分がどれくらいの時間でどの程度の問題が解けるか)」を

鍛えることも部活動との両立や受験対策等を考慮すると効果的だと思います。

それが時間管理する力の育成につながります。

 

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(教師力養成塾事務局 杉山)