事務局Blog
視線の活用(視線で心をつかむ)② 

引き続き,レディネスや単指示をより効果的にする,「視線の活用」のポイントをご紹介します。

授業中に子どもが感じ,考え,発見し,つぶやいたことを上手く拾って授業に活かしていく。

一緒に楽しい授業を創っていくには,授業中は絶えず子どもの行動を観察し,反応をつかむ必要があります。

子どもの学ぶ姿勢を保ちながら,子どもの心をつかむには・・・。

視線の配り方にちょっとした工夫を加えることで,子どもの聞く姿勢が整えられ,一体感が生まれることにつながります。

 


③子どもの反応を目で受け取る(子どもの様子を確かめる)

授業中のとある場面。

「・・・ということです。分かったかな?ここまで大丈夫かな? わからない人? ・・・いないね?,じゃあ次・・・」

子どもの側から「分かりません」と言ってくることはまれでしょう。当然,分かりませんという答えがないからといって,

理解できている訳ではありません。

実際には,子どもとの発問と答えのやり取りを通し,子どもの興味・関心度合や理解できているか,定着しているか

ということは図っていく必要があります。


でも,「分かったかな?」「ここまで大丈夫かな?」という問いでも子どもの傾向を把握することができる場合があります。

では,具体的にどんな時か。「分かったかな?」という問いを投げかけた時に「目をそらす子どもを見逃さない」でください。

興味がなかったり,理解できていなかったりすると,指名されるのがいやで教師と目を合わせない傾向があります。

ちょっとしたしぐさを見逃さないように,常に全体に目を配ることが大切ですね。

 


④半身の姿勢で板書する(空白の時間を作らない)

板書する際に教師が完全に子どもたちに背を向け,隙だらけ・・・という場面があります。

これでは子どもへの意識が板書中は完全に断絶してしまうことになります。

また,ノートに写す速さも個人差があるので,書き終えた子どもは自由に行動します。

レディネスが崩れ,その後の指示も通り難くなり,立て直しに時間を要します。


では,具体的にどうするか。「半身の姿勢」で板書するということを心がけてください。

チョークを使って半身の姿勢で板書するのは結構大変です。板書する内容や位置によっては,完全に背を向けざるを得ない

こともあるでしょう。

左利きの場合はさらに難しいでしょう。それでも板書内容を隠さない,子どもへの意識が切れないようにする,板書中も目線を

子どもへ向ける・・・等を意識するだけで“空白の時間”は生まれにくくなります。


・・・ちなみに,大切なことを板書に書きながら説明する場面,黒板に向かって話をしている場面も子どもたちに取っては

同じく”空白の時間”だと思います。聴くと書く,考えるということを同時にやるのは高度なものではないでしょうか。

子どもの成熟・発達段階によっては問題ないと思いますが,基本的には話を聴く時間とノートに写す時間は分けるべき,

繰り返しになりますが,思いを伝えるためには,目線を合わせるのは基本中の基本です。

 


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(教師力養成塾事務局 杉山)