事務局Blog
視線の活用(視線で心をつかむ)

これまで「レディネスの活用」や「単指示の活用」を紹介しました。

子どもが学習するのに最も適した空間を準備することや,子どもの行動を導き,自分で見通しを

立てて行動できるように指示することが,能動的な学びを促す上で効果があることを紹介しました。

今回はレディネスや単指示をより効果的にする,「視線の活用」のポイントをご紹介します。

 

子どもは放っておくとそれぞれが思うままに行動します。ですから,授業中は絶えず子どもの行動を

観察し,反応を掴んでおく必要があります。

ただし授業空間を整えるためと言って,「私語をするな!静かにしろ!」と抑圧するのは能動的な

学びを引き出すのとは逆行する対応です。

授業中に子どもが感じ,考え,発見し,つぶやいたことを上手く拾って授業に活かしていく。

つまり,子どもの心をつかみ,子どもの学ぶ姿勢を保ちながら,一緒に楽しい授業を創っていく。

 

子どもが主体的に学習に取り組む姿を見ると教師としてもうれしく達成感があります。

子どもの心をつかむためには,教室内における教師の立ち位置や子ども一人ひとりへの視線が重要です。

視線の配り方にちょっとした工夫を加えることで,子どもの聞く姿勢が整えられ,一体感が生まれることに

つながります。

 

①正対する(子どもに対して正面を向く)

キャッチボールをするとき,相手の目を見て投げますよね。横を向いた状態で投げても,相手は上手く

取ることはできないでしょう。

子どもに対して話をする時も同じです。

あなたに話をしているんだよ,という教師の気持ちが伝わるように意識することが大切です。

では,具体的にどうするか。つま先を子どもの方に向ける,きちんと足を前に向けることから始めてみてください。

 

②句読点で子どもの目を見る(子どもと目線を合わせる)

どんなに良い話をしても子どもに話に込められた想いが届かなければ意味がありません。

その為には,「目を見る」ことが重要です。

自分の気持ちを相手に伝えたいという積極的なコミュニケーションの意思の表れです。

子どもがこちらを見ているか,聞く姿勢が取れているか,

絶えずチェックするだけでなく,伝えたいんだよ,という想いを発信します。

では,具体的にどうするか。話し言葉を文章でイメージしてください。句読点を入れるタイミング毎に目線を動かし,

一人ひとりと目を合わせることから始めてみてください。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

現職の先生方の実践事例や工夫されたこと,効果的な掲示物など,ございましたらぜひお寄せください。

ご意見・ご感想についても,ぜひメールで事務局までお送りください!

戴いたご意見,アドバイス等は若手の先生方向けに研修や当HPにて共有させて戴きます!

教師力養成塾のFacebookもどうぞよろしくお願いします!

https://www.facebook.com/youseijuku.jp

(教師力養成塾事務局 杉山)