事務局Blog
レディネスの活用①

新学期も2週目が終わろうとしています。進級・入学でやや緊張気味であった子どもたちも

新しい環境に慣れ,子ども同士も教師と子どもの間でも,円滑にコミュニケーションが取れ

るようになってきた頃かと想像します。

そのような時期だからこそ,レディネス(readiness)を意識し,活用していきたいものです。

 

レディネスは「教育や学習による行動変容が効果的に行われるための発達的素地(学習の適宜性)」

と定義されたり,「授業での学習がより効果的に行われるために求められる子どもの興味・関心,

疑問,知識などから成る準備態勢(学習する上での準備性)」と表現されたりします。

要は「子どもが学習するのに最も適した空間を準備した上で授業を行う」ということです。

 

幼児に対して複雑なルールや高度なテクニックが求められるスポーツを教えるのは困難です。

それはそのスポーツに必要な知力も筋力も発達していないからです。

一方で,中学1年生数学で「文字と式」の「文字式の加減」の学習をする際に,導入などで「正負の数の

加減」を復習してから単元学習に入ることは,内容理解をスムーズにする上で効果があります。

また,興味・関心,動機づけが希薄な状態で学習しても,効果的ではありません。

宿題を終わるまでやりなさい!と指示して勉強を強制しても,空欄を埋めること,終わらせることが

目的となってしまい,だらだらと座って徒に時間だけが過ぎるということが起こりかねません。

 

レディネスには,学習者(=子ども)の成熟・発達段階,既習内容の定着度合(経験),そして興味・

関心,意欲といった,学習姿勢といった要素が関わります。

レディネスがない状態での学習は効率が悪いだけでなく,むしろマイナスに働くこともあるわけです。

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(教師力養成塾事務局 杉山)