事務局Blog
教育費は年収の約4割

日本金融政策金融公庫が昨年11月国の教育ローンの利用者にアンケートしたところ、家庭の教育費負担が高まっていることが分かりました。

【調査結果のポイント】

  1. 高校入学から大学卒業までに必要な入在学費用が、子ども一人当たり880万円となっている
  2. 年収400万円未満の世帯では、教育費の負担が4割に達する
  3. 留学に前向きな世帯は多いものの、費用が障害に

教育費捻出方法については「教育費以外の支出を削っている」が30.5%と最も多く、以下「貯金や保険などを取り崩している」(28.5%)、「奨学金をうけている・教育ローンから借り入れをしている」(27.3%)という解答が上位3位をしめています。(解答については、3つまで複数回答可能)日本の大学など高等教育機関における年間支出額(学費や生活費など)は、先進国の中で上位に位置しますが、高等教育機関における年間支出額の公費割合はOECD加盟国のなかで最低水準にあります。日本における公財政教育支出の対GDP比は3.6%、一般政府総支出に占める割合は8.9%であり、これに対し、OECD平均はそれぞれ5.4%、13.0%となっています。※出典:図表でみる教育 OECDインディケータ2012

子どもの教育費については、とにかく教育にお金をかければいい学校に入れたり、いい仕事につけるとは限らないところが難しいところです。かえってこれしかかけられないと親がいった家庭の子どものほうが、背水の陣でがんばって勉強や就職活動をする場合も多くあります。

日本の高等教育への支出割合において、約65%は私費(個人負担)で賄われており、OECD平均の31%と比べて倍以上あるのが現状です。

私ども教育に携わる者は現状を真摯に受け止め、目の前にいる子どもと接していかねばと気が引き締まりました。

 

 

*子供の教育費に仰天! 「毎年クルマ1台買えるじゃないですか」【日経トレンディネット】

http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/column/20150227/1062915/?bpnet&rt=nocnt

*教育費負担の実態調査結果(平成26年度)

http://www.jfc.go.jp/n/findings/pdf/kyouikuhi_chousa_k_h26.pdf

*図表でみる教育 OECDインディケータ2012

http://www.oecd.org/education/EAG2012%20-%20Country%20note%20-%20Japan%20(JPN).pdf