教育関連記事
「授業中の教室における体罰」について②

昨年12月に文部科学省より発表された公立学校職員の「平成23年度公立学校教職員の人事行政状況調査」によると、体罰によって懲戒処分を受けた教職員は126名で前年比で5名減少したものの、訓告等で処分された教職員は404名で前年比で47名増加しています。

 

「体罰に係る懲戒処分等の状況一覧」にて内訳を見ると、小学校81人(20.0%)、中学校180人(44.6%)、高等学校139人(34.4%)、特別支援学校4人(1.0%)となっており、中学校と高等学校が多くなっています。中学校では約33%の59件が、高等学校では約37%(51件)が部活動の時に起きています。

 

一方この内訳を見ていて少々気になったことがあります。

まず、授業中に起きた体罰が全体の約33%を占める135件(小学校52件・中学校50件・高等学校29件・特別支援学校4件)であったということ。さらに、授業中に起きた体罰のうち半数を超える77件(57%)が「教室」内で起きたということ。そして、その内訳を見てみると小学校38件(64%)、中学校26件(28%)、高等学校12件(21%)、特別支援学校1件(25%)となっており、授業中に教室で起きた体罰は小学校で一番多くなっているようです。

 

因みに小学校で授業中・教室で発生した体罰の態様を見ると、「素手で殴る:20件」「棒などで殴る:4件」「投げる・転倒させる:3件」「蹴る:3件」「殴る・蹴る:2件」「その他:6件」と続いています。多くの生徒がいる面前で、これらの暴力をふるったという状況を想像すると、なぜそんなことが起きたのかとも思ってしまいます。