教育関連記事
「授業中の教室における体罰」について①

先日(3月13日)に文部科学省より「体罰の禁止及び児童生徒理解に基づく指導の徹底について」通知が全国の教育委員会等に出されました。部活動中の体罰を背景とした高校生の自殺の発生など、教職員による体罰問題が相次いだことを受けてのことだということです。

 

ここでは、生徒指導上認められている「懲戒」と「体罰」の明確な考え方の区別を示すとともに、参考事例も示されています。

  • 授業態度について指導したが反抗的な言動をした複数の生徒らの頬を平手打ちする
  • ふざけていた生徒に対し、口頭で注意したが聞かなかったため、持っていたボールペンを投げつけ、生徒に当てる
  • 宿題を忘れた児童に対して、教室の後方で正座で授業を受けるよう言い、児童が苦痛を訴えたが、そのままの姿勢を保持させた

などの行為が体罰行為として挙げられ、

  • 放課後等に教室に残留させる
  • 授業中、教室内に起立させる
  • 学習課題や清掃活動を課す

等は体罰には当たらない(懲戒権の範囲内と判断される)行為とされています。

具体的にルールを示すといっても限界がありますね。そもそも体罰を前提としない指導をいかに徹底するかを教育に携わる人間がしっかり学ぶ必要がありそうです。