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授業を観る①

「学習する空間づくり」③では、校長や先輩から褒められた授業でしたが、その授業の様子を実はビデオで録画していたんです。

授業終了直後に校長に褒められたので、その夜はさぞかし良い授業になっていたのだろうと、わくわくしながらビデオを再生したのでした。

 

しかし、最初に見た時ほど愕然とはしませんでしたが、ビデオの中の自分は先輩の授業にはまるで及ばないものだったんですね。そして、もう一度冷静に見直してみると、これまで気づかなかった新しい課題を発見することが出来たのです。

授業を撮るたびに気になることが見つかりました。見つけた課題を工夫改善しても、次にやってみるとまた課題が見つかる。あまりに思い通りにならないので、自分の映像を見るのがいやになってしまった時もありました。 自分で「ビデオの中の牛嶋先生」を見て、「この授業ならアリかな」と思えるまでに丸一年は掛かったと思います。

やはり何事も続けるものですね。

課題を発見して次の授業で改善、解決していくという経験を積んでいく中で、いつしか私の授業でクラスの生徒達の成績が上がっていたのです。そして、気がつくと生徒達が私のところに質問しに来るようになり、保護者の皆様から学習相談をしていただけるようになっていたのです。「信頼を得ることができたのかな」と思い、勇気付けられたことを覚えています。

さて、このようにかつての私は自分の授業をビデオ撮影し、映像チェックすることに躍起になっていたわけです。それが結果的に功を奏したわけですが、その時気にしていたポイントをまとめると、次の2点に集約できると思います。

*自分の姿を客観視できるようになること。

生徒の目からどのように見えているのかを想像できるようになること。

 次回はこの2点にまつわる話をさせていただきたいと思います。